ヘビ恐怖症のカウンセリング
今日は心理カウンセラー養成基礎講座 長野4期の講座の日でした。
今日のテーマは
「対象喪失のカウンセリング」と
「恐怖症のカウンセリング」
対象喪失のカウンセリングというのは
大切な家族やペットとの死別
失恋、離婚、
愛する子どもの自立等々。。。
心の支えとなる対象を失った状態を対象喪失の状態と言います。
十分に悲しみやさまざまな感情を受け入れ消化しないと
後になって、心やからだにさまざまな問題が表出することがあります。
その感情を十分味わい、失ったものとのお別れをします。
そのメカニズムとどんなふうにカウンセリングを進めるかという授業でした。
恐怖症のカウンセリングってわかりますか?
高所恐怖症、虫恐怖症、犬が怖くて近寄れない、トンネルが怖い等々
本人もわかっている「こんなに怖がるのはおかしい・・・」
これを解決するカウンセリングがあります。
今回はヘビ恐怖症解決に向け、ワークを見ていただきながら説明をしました。
へびが怖くて仕方がないというクライアントさん。
私もヘビは好きじゃないですから、出会ってしまったら悲鳴を上げることでしょう。
でもそのクライアントさんは、
土のあるところではいつもヘビがいないか探しているそうです。
新聞にへびの写真が掲載されているだけで、新聞を読むことができないそうです。
へびが怖くて、その部分に触ることもできないので
それを含む多くの紙面を、目をつぶって引きちぎり、
捨て去ってから読むのです。(そうしないと新聞を読むことができません)
系統的脱感作療法+認知の修正+再決断療法
かなり効果が出たのではないかと思います。
このワークの良さは、けして無理をせず、いつでもやめていいこと
それでもやった分だけの効果が出ること
初めて受けるには、気軽で効果が実感できるカウンセリングかもしれませんね。
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