仲間同士の支え合いを頼りに・・・
8月1日、2日
越後湯沢の「赤ちゃん一時避難プロジェクト」に行ってきました。
プロジェクトは7月25日に一応の閉所というかたちをとりました。
本格的避難として転居するのか、福島に戻るのか・・・
子どもを抱えたご家族は
それぞれ相当に悩みながら、それぞれの選択をされました。
新潟県内への転居を決め、アパートを借り、
避難支援のための電化製品の到着を待つ間だけ
エンゼルグランディアでの生活を続けられています。
プロジェクトスタッフが残って支援を継続しているので
ボランティアも継続することにしました。
一時期120組ほどいた皆さんも、30組程度になっていました。
他のホテル等から移ってこられた皆さんを加えても50組前後・・・・
お母さんと子どもさんだけが避難するご家族
家族がバラバラになることや、これからの生活に不安を抱えつつ、
子どもの健康を守るために苦渋の選択をしています。
2日の午前中、丹野由紀さんの「こころの子育て」という
子育てセミナーを開催しました。
プロジェクトで2回目のセミナーでした。
東京と長野から、セミナー中の託児のために5人の仲間が集結!
子どもたちは、顔見知りになったボランティアのおばさん?たちと
元気に遊んでいました。
セミナーを聴いた後、何人ものお母さんたちが、
声をかけ、ご自身のことを相談してきてくださいました。
子育てそのものが悩み多きこと・・・
その上に、放射能のこと、家族が離れ離れになること
生活環境が変わることのストレス等々多くの課題を抱えています。
これから、それぞれバラバラになってしまった後でも
連絡を取り合えるように、エンジェルの会というママたちの会ができるようです。
これからもエンジェルの会を支援できるように
準備を進めます。
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