仲間同士の支え合いを頼りに・・・

あのねえさん

2011年08月04日 23:51

8月1日、2日
越後湯沢の「赤ちゃん一時避難プロジェクト」に行ってきました。



プロジェクトは7月25日に一応の閉所というかたちをとりました。


本格的避難として転居するのか、福島に戻るのか・・・

子どもを抱えたご家族は

それぞれ相当に悩みながら、それぞれの選択をされました。

新潟県内への転居を決め、アパートを借り、

避難支援のための電化製品の到着を待つ間だけ

エンゼルグランディアでの生活を続けられています。


プロジェクトスタッフが残って支援を継続しているので

ボランティアも継続することにしました。


一時期120組ほどいた皆さんも、30組程度になっていました。

他のホテル等から移ってこられた皆さんを加えても50組前後・・・・



お母さんと子どもさんだけが避難するご家族

家族がバラバラになることや、これからの生活に不安を抱えつつ、

子どもの健康を守るために苦渋の選択をしています。


2日の午前中、丹野由紀さんの「こころの子育て」という

子育てセミナーを開催しました。

プロジェクトで2回目のセミナーでした。

東京と長野から、セミナー中の託児のために5人の仲間が集結!

子どもたちは、顔見知りになったボランティアのおばさん?たちと

元気に遊んでいました。


セミナーを聴いた後、何人ものお母さんたちが、

声をかけ、ご自身のことを相談してきてくださいました。


子育てそのものが悩み多きこと・・・

その上に、放射能のこと、家族が離れ離れになること

生活環境が変わることのストレス等々多くの課題を抱えています。


これから、それぞれバラバラになってしまった後でも

連絡を取り合えるように、エンジェルの会というママたちの会ができるようです。

これからもエンジェルの会を支援できるように

準備を進めます。


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